1.施工価格は?
施工内容(施工場所・総面積・ガラス1枚あたりのサイズなど)により異なります。また、施工面積が多い場合は㎡単価の値下げをさせていただきます。
正確な御見積もりには現地調査が必要ですが、弊社に直接ご依頼いただいた場合の目安(実勢価格)は以下の通りです。
一般サイズのガラス ㎡あたり¥12,000前後~ (総面積50~100㎡程度を基準)
ワイドガラス(幅または高さ2m以上のガラス) ㎡あたり¥14,000 ~
(ただし、地域により異なります。また、総面積30㎡未満の場合は総額に別途基本料金¥20,000が追加されます。)
なお、1枚あたり0.1㎡以下の小窓は枚数単価で計算します。
ジャロジー窓のような特殊な形状のガラスは、面積ではなく枚数で計算し、単価も技術料金を含んだ価格となります。
他社窓ガラスコーティング(業者によります) サイズに関係なく、㎡あたり15,000以上
大手メーカー遮熱フィルム(製品によります) ㎡あたり¥20,000以上(品質が高いタイプの場合)
ペアガラス ㎡あたり¥40,000以上
他社製品と比較検討される場合は、価格だけでなく必ず性能値などを吟味していただきますようお願い致します。
窓ガラスコーティングは一般の塗装とは根本的に異なります。クールセーブは基本的に塗り替えの必要もありません。
通常の壁・屋根へのペンキ塗装のような価格では10年以上の耐久性を発揮する製品の施工は現実的に不可能です。
現在だけでなく、将来的なことも見据えた上でのご検討をお願い致します。
関東地方 (東京・埼玉・神奈川・千葉・群馬・栃木・茨城など)はご依頼いただければ弊社が直接施工致します。
オフィスビル・一般住宅・工場・店舗どこでもご対応させていただきます。もちろん個人のお客様でも構いません。
その他の地域については、諸経費は加算されてしまいますが、遠方でもおうかがい致します。
関西・九州などには施工店もございますので、ご相談下さい。
ただし、価格は施工店や地域によって異なりますので、ご了承下さいますようお願い申し上げます。
また、地域によっては近隣に適切な施工店がない可能性もあるため、ご対応致しかねる場合がございます。何卒ご了承願います。
一般住宅のお客様向けに、お手軽な価格のDIY(自分で塗る)まどりあるセットもございます。ただし、とにかく性能にこだわるかきれいに仕上がることを
重視されるようでしたら、必ずクールセーブの施工をご依頼下さい。
2.耐用年数は?
まず、やむを得ない事情がない限りは窓ガラスの室内側にコーティングします。(室外側でも工事は可能です。性能もほぼ変わりません。)
公的機関の検査結果では10年経過後も剥がれることなく、透明度や断熱性に変化は見られませんでした。
実際に20年経過した物件においても、大きな劣化は見られず、塗り替えは行っておりません。
通常の環境においては、耐久性は実質半永久的です。
他社製品の耐久性は全て測定値ですが、弊社のように実際の物件で証明できる業者は他に一切ございません。
もちろん、(財)日本塗料検査協会において耐久性の試験データも計測しております。
特殊な場合を除き、基本的には塗り替え不要とお考えいただいて構いません。
ちなみに、室外側に施工した事例もいくつもございますが、これまでのところ、塗膜の剥がれ・劣化による塗り替えは行っておりません。
(JR東海・新幹線車庫、松本歯科大学など。施工実績の写真をご参照下さい。)
3.施工保証は?
ご希望のお客様には施工前に限り施工保証書を発行致します。ただし、弊社発行対象物件の所在地は東京・神奈川・埼玉・千葉のみとさせていただきます。
また、初回御見積り時からの御値引の金額によっては施工保証書の発行は控えさせていただきます。
30㎡未満の工事の場合、発行も有償(¥20,000)とさせていただきます。
残念ながら、近年、見た目の仕上がりに対して過度な執着をされて塗り直しを要求するような、保証書の悪用をされる方がいらっしゃいます。
保証書発行時以外は、基本的に再施工等は致しかねますので、何卒ご了承願います。
なお、関東地方以外の地域の工事については、各地方の施工業者が施工保証書を発行する形式を採用しております。
4.コーティング後の見た目は?
一言で申し上げれば、「景色を通して見たときには変わらない」という表現になります。パソコンやスマートフォンなどの画面では違いは分かりません。
コーティング直後には縦のスジのようなものが必ず見えますが、これはレベリング(塗膜が自然に平滑になっていくこと)により、
1か月ほど経過するとゆっくりと自然になっていきます。
ガラスの油膜が非常に強く付着している場合、どうしても通常通りの仕上がりが困難な場合がございます。
施工完了当日に施主様が直接仕上がりをご確認いただくことを推奨しております。
「完全な無色透明」では遮熱・断熱性能は絶対に出せません。そのため、100%見た目が変わらないようにしたい、という方はご依頼をお控え下さい。
この工事の目的はガラスの見た目をきれいにすることではなく、遮熱・断熱・UVカット・結露抑制などの室内の快適性を追求することです。
特別に用意されたクリーンルームではなく、通常の室内環境で作業を行うため、微細なホコリは必ず付着します。
ホコリも一切許容できない、という方はガラスクリーニングの業者に作業をご依頼下さい。弊社の事業分野とは異なります。
また、サッシのゴム部分の油膜の影響を防ぐためのを養生する必要があるので、隅の数ミリは塗らない隙間が発生します。
ガラス面に別のものが障害物として完全に被ってしまっている際もコーティング器具が入らないため、完璧な仕上がりは致しかねます。
鍵と重なる部分も、基本的にはセキュリティの都合上外さずにコーティング致します。
性能には一切問題はございませんが、こちらも気にされる方はお控え下さい。
鍵と重なる部分もコーティングをご希望の場合は、予め取り外していただくようお願いしております。
近年、特に一般住宅・マンションなどの施工において、あまりにも見た目の仕上がりだけにこだわり過ぎるお客様がいらっしゃいます。
また、空白部分が1mmでも発生すること、2、3㎜以内の範囲でのわずかな見え方の違いにもご納得いかない方は絶対にご依頼はお止め下さい。
5.夏涼しいから、冬寒いのでは?
熱は常に暖かい場所から冷たい場所へ移動しますので、コーティング前は常に暖かい空気が窓ガラスを通して室外へどんどん逃げていきます。
クールセーブを塗ると、コーティング膜が熱を吸収します。つまり、冬に暖房をつけた時はその暖かい空気を外に逃がしにくくします。
工学院大学協力の試験データにおいても冬の暖房負荷低減効果が証明されております。(暖房効率23%アップ)
第三者機関によって冬の断熱性を証明しているのはクールセーブだけです。
また、結露も平均して半分以下になります。ペアガラスに塗れば、ほぼ付着しません。
6.施工時間は?
施工面積・環境・季節・天候などで異なりますが、一戸建ての住宅の場合は約5~6時間程度です。
指触乾燥は夏で約30分、冬でも1時間弱ですので、臭いも翌日まで残りません。
他社施工でみられる、スプレーガンや流し塗り工法は、液剤の無駄が多いために施工料金が高いだけでなく、時間もかかり、環境に悪影響を与え、臭いもなかなか消
えません。また、透明度が高く仕上がりがきれいに見えますが、実際はただ塗膜が薄いだけで遮熱性能は非常に低いので、おすすめしません。
ちなみに、夜間の時間指定の施工は塗膜の仕上がりの確認が困難になるため、一切お引き受けしておりません。ご了承下さい。
7.他社とのスポンジの違いは?
弊社はスポンジを使用して窓ガラスコーティングを行う特許を日本で最初に取得しており、器具の特許も含め、完全なオリジナルは弊社だけです。
そのため、クールセーブ以外でスポンジを使用するコーティングは、ほぼ間違いなく特許違反に相当します。
アスクリンが使用するコーティングスポンジは、メーカーによる弊社専用の特注品であり、他社への提供は一切行われておりません。
また、他社製品はスポンジの耐久性が弱く、中には20㎡未満で取り換えなければいけない粗悪なものもありますが、
弊社オリジナルスポンジは基本的にその施工の間は取り換える必要は基本的にありません。
そのためコストも安く、ゴミを極力排出しないシステムで、地球環境にも配慮しております。
他社の中には、「塗りムラが出る」とスポンジ施工の問題点を指摘してローラーや流し塗り工法(フローコーティング)の優位性を主張する業者がございますが、
それは上記のように品質の悪いスポンジであり、むしろ本来ローラーなどの方が気泡が残るために仕上がりの質は非常に低いです。
8.メンテナンスは?
特別なお手入れは必要ありません。ただし、施工後1か月はガラス面に触れないようお願いしております。
日常のガラス清掃は、中性洗剤(食器を洗う一般的なもの)を水で薄めた液を使用し、やわらかい布かスポンジで清掃して下さい。
市販のガラスクリーナーや塩素系アルカリ性洗剤の使用は避けて下さい。塗膜が反応して却って汚れてしまうことがあります。
また、施工後の時間に関係なく、硬いものを強く擦る、投げつける、などの行為は避けて下さい。跡が付着する可能性がございます。
9.コーティングできないガラスは?
網入りガラス・スリガラスを含め、基本的にほとんどすべてのガラスにコーティングできますが、
ミラーガラス・表面処理(撥水処理や絵が描いてある場合)ガラスはコートできません。
また、遮熱フィルムが貼ってある場合は、剥がしてからコートします。
表面処理の場合は、見た目には判断不可能なため、予め施主様にご申告いただくか、あるいはコーティングしてからでないと判別できない場合がございます。
10.臭いや化学物質など人体の影響における心配は?
作業時はどうしても臭いが発生しますが、ペンキのような強い臭気ではありません。また、余程空気が籠った空間でなければ翌日まで臭いが残ることはございません。
液剤には揮発性の溶剤が含まれておりますが、作業時に換気するので必ず揮発し、施工後は硬化します。
硬化後はコート膜を舐めても人体に有害な物質が溶出することは一切ありません。
(財)日本食品分析センター検査済
11.フィルムとの違いは?
まず、遮熱フィルムはどんな高価で遮熱性能の高い製品でも、必ず数年以内に接着面が剥がれてきます。
メーカーは10年程度の耐久性を宣伝しておりますが、西日の当たるガラスなら実質的な耐用年数は3~5年未満です。
また、基本的に網入りガラスや凹凸ガラス・スリガラスに貼ることはできません。
見た目においても継ぎ目ができるだけでなく、貼る作業者の技術によっては気泡が入ってしまうことがあります。
クールセーブならそういった心配もなく、ワイドガラスまで継ぎ目なくきれいに仕上がります。
色がはっきりと暗くなることもありません。ただし、100%通常の窓ガラスと同様の見た目にすることは出来かねますのでご了承下さい。
12.熱割れの心配は?
網入りガラスやスリガラスにフィルムを貼ることができないのは、熱割れのおそれがあるからですが、通常の環境では、故意に傷つけたりしない限りクールセーブならその心配はありません。また、必要に応じて熱割れ計算書を提出させていただきます。